私の一人暮らしは、ヘルパーに看護師に24時間誰かがいる山あり谷ありの毎日。
在宅生活での人々との出会い、日々の小さな温かさ、身近な暮らしを発信していきます。

03/31.IHお騒がせしました

f:id:itocci1231:20200316081342j:plain

お騒がせしている IH クッキングヒーター。
ガスからIHに交換して10日が経過した。
母親は「操作の順番が分からない。 炎が見えない。 電源消してもランプが点滅していてなかなか 消えない。 」と大混乱。

交換してから4日目の日曜日。
鮭の切り身、茶碗蒸し、カニカマとお土産を手に四日市に足を運んだ。
実家に到着して一番。
母にわからないなりにも調理に取り組んでいることを励ました。

クッキングヒーターの操作する順番がわかるように、ボタンの横にテープで貼り付けた。

魚焼きグリルで鮭の切り身を実演調理をした。
母は「本当に焼けているの。 張り合いないな。 」
とブツブツ。

切り身をひっくり返してみると、グリル皿の波が魚に当たり綺麗な焼き跡がついていた、ちょっと感心した様子。
一口食べてみると「ふわっと焼けている。 美味しいわ。」
とテンション急上昇。

最後に電源を切ると、電気料金が8.6円と表示された。
「何これ。86円かかったん。 高いなあ。 」

「いやいや。今、魚を焼いてお湯を沸かした電気料金だよ。 」

と説明すると確かに点があるなあ。ふーんと一言。
これを最後に電気料金のことを言わなくなった。

以前は拒否の連続だったけど、今は手のひらを返したように肯定的だ。

困っている様子もなく、思っていたよりも早く乗り換えれたのは驚き

困るのは、
電源を切った後も、安全のために高温注意のランプが長時間点滅すること。
電源を切ったのにランプが点滅しているのは気持ち悪いのだ。
結局、毎回使用後に電源コンセントを抜き電源オフにするようだ。
コンセントは200 V でアースがついている。コンセントを抜くにはかなり力が必要だ。
台所は水回りなので危ないように思うのだが、、、

安全で丁寧なのも困ったものだ。

 

励ませるのは

母は IH クッキングヒーターについて拒否の連続。
自分で必要なと思ってが行かれたわけじゃないから当たり前だ。
食事の時間を見計らってこまめに電話をして使い方の説明をする。

初日
魚がうまく焼けて喜んだ。
その後、湯沸かしが思うようにできなくて落ち込んだ。
夜ほとんど眠れず気持ちは急降下。
二日目
朝ごはんをいつも通り調理できた。
デイサービスで励まされ気持ちが急上昇。
気持ちはジェットコースターだ
夕食にもやしを炒めた。
迷い悩み、悪戦苦闘しながら、なんとかクリア。
今日はコンビニ惣菜を買いに行くと言っていたけど、料理に向き合う姿勢は尊敬する。

夜間に利用する湯たんぽ用のやかんが必要なことが分かった。
電話だけじゃ分からないことが多い。

世間はコロナでの流行が止まらない。
三重県は落ち着いてはいるが、それゆえに不安は大きくなる一方だ。

明日、母に会いに四日市に行くことにした。
不要不急の外出ではありません。
でも、迷い悩んでいる家族を励ませるのは、一番納得するのは、やっぱり家族だと思う。
皆さんには心配と迷惑をかけますがお許しください。

03/27.サプライズ!イボンヌ

f:id:itocci1231:20200328075635j:plain

サプライズ!
東京品川駅で買ったお土産の話
どこにでもあるエピソード

だけど

面白い!
彼女の話はいつ聴いても面白い!!

元気いっぱいのトークに元気を頂いた
コロナも彼女に近寄る隙間が1ミリもない

f:id:itocci1231:20200328075539j:plain


写真はお土産のバームクーヘン
パンダの絵がとても可愛い
やってみました

3/14.新型ウイルス流行中の外出

世間はコロナウイルスが流行している。
糖尿病、腎臓病、呼吸器疾患窓など持病持ち方や高齢者は感染すると重症化しやすいそうだ。
感染拡大を抑えるために学校は休校。
野球やサッカーなど人数が集まるイベントは軒並み中止、延期が発表された。
社会全体の行動半径と心が小さくなり、観光地や飲食店、就職活動も大きな影響を受けている。
テレビでは株価下落のニュースが流れ社会は暗い。

そんな中、母の実家をガスから IH の切り替えるため、四日市まで外出しなくてはいけない。
呼吸器疾患を持つ私は、公共交通機関での外出は不安が大きい。
外出する前は、もし感染したらみんなに迷惑をかけてしまう、やめたほうがいいかな。
しかし、この先は感染拡大してもっと外出しにくいかもしれない。
母の実家も IH の切り替えも急がないといけない。
心は揺れ動く。

四日市にある母の実家に電車で外出する。ことを訪問看護に話をした。
外出反対されるかなと思ったけど、外は雨降っているからカッパ着ていかないとね。気をつけてね背中を押してくれた。 とても心強かった。

感染を防ぐ方法は、出来る限りの予防と対策を行い。 恐れない事だと思った。

電車に乗車すると
急行列車ではどこでも座れることができるほど空席が目立つ。
普段ではありえないほどがら空きだった。
大丈夫だと思った。

IH の変更は納得したり、反対したり、気持ちが行ったり来たり。
でも今回、体調崩すこともなく普通に帰ってこれた。
久々の外出ですっきりした。皆さんに感謝。

3/14.ガスからIH への変更

f:id:itocci1231:20200316081342j:plain


雨模様の中2か月ぶりに四日市まで母の顔を見に行った。
今回は表題にもある通り IH へ変更を納得してもらうためだ。
電話で IH の変更を話すると常に母は喧嘩腰。
自分一人では不安なのでケアマネと近くの電気屋も呼んだ。

事の発端は正月明けのことだった。
母親が魚や肉の食品トレーを、台所のガステーブルで燃やしていたことが分かった。
きっと、ゴミの量を減らしたかったのだと思う。
ガスバーナーヘッドの交換が多かったのは、燃やした食品トレーの燃えかすがガスバーナーヘッドにこびりつき、それを無理やり掃除していたからだ。

電話でゴミを焼かないよう何度も説明し、ケアマネージャー、ヘルパーも何度も声をかけた。
それ以降、ガステーブルの利用は安定している様子。
食品のトレイはスーパーで会計を済ませた後、その場で捨ててくることにしたそうだ。

ガスのままでもいけるかなとチラリと思う。
でも、1日でも長く在宅で過ごしてほしい。
その方が元気で暮らせることが間違いないのだ。
僕とケアマネージャーで一生懸命説得したけど拒否の連続だ。

うちの母は現状維持が好きだ。
軽いですが認知もあって、新しいものにチャレンジをしない。
それは当たり前です。
ガステーブルをうまく利用しているのに、わざわざ高いお金を出して使えるかわからないものにチャレンジする苦労。新しい操作方法を覚えることは大変な作業だと思う。
簡単に納得する訳ないよね。
困ったなと思いました。

電気店の年配店主が「80過ぎたうちのおばあちゃんも、卓上用の IH ヒーター上手に使ってたな。 」と言った瞬間。
母親の気持ちが一番傾いた瞬間でした。
複雑だったけど前進したので良かった。
雨の中足を運んだ甲斐があった。