私の一人暮らしは、ヘルパーに看護師に24時間誰かがいる山あり谷ありの毎日。
在宅生活での人々との出会い、日々の小さな温かさ、身近な暮らしを発信していきます。

近鉄駅員の乗降介助

普段外出の時は、近鉄を利用する事が多い。
私は車イス利用者なので、乗車、乗り換え、下車時、駅員によるスロープの乗降介助が必要だ。
そのときのエピソードです

近鉄白子駅で男性駅員さんの介助を受けた。
「今日は四日市でライブがあって人が多いから気を付けてくださいね。今度、嵐のライブが、久々に当たったので、大阪に行くんですよ。」話し掛けてきた。
駅員さんの、生き生きと話すその人柄がわかり親近感が沸いた。
帰り道、私自身も楽しくなった。

近鉄四日市駅で女性駅員さんの介助を受けた。
設置したスロープを利用し、電車に乗車した時
「行ってらっしゃい。」と軽やかな声で見送ってもらった
暑い中イラッとする心もさわやかになった。
帰りの電車が到着した時、扉が開き スロープを設置した瞬間「おかえりなさい。」と出迎えてくれた。
あぁ、無事に帰ってきたんだな。と心がやわらかくなった。

私は障害のため移動中は声を出せない、もし、会話が出来たら、お互いが理解出来て、どんなにステキな事だろうと思う。
心がもどかしくて仕方がない。

次もこの駅員さんの介助を受けれるといいな。と思う今日この頃です。