私の一人暮らしは、ヘルパーに看護師に24時間誰かがいる山あり谷ありの毎日。
在宅生活での人々との出会い、日々の小さな温かさ、身近な暮らしを発信していきます。

命をどうするのか?

2/6、インフルエンザに感染した。
熱もそこそこだったが、悪寒がひどかった。
確定するのに時間が必要だったが、現在、変わらぬ在宅生活が送れているので、何の問題もない。

ただ、このことで改めて、自分の命をどうするのか?目の前の問題となった。
「熱が下がらず、主治医とのやりとりで、連休開けに大きな病院でレントゲン検査をする。」と決めた。金曜の夕方、体もしんどい中、ひょっとしたら入院かも?と思い準備を始めた。
今までの様に、入院の手続きや必要物品をフォローしてくれる父親はもういない。

その時、ふと思った。
検査の結果、長期入院になるかもしれない。

入院となると完治に向けた抗生剤、点滴治療が始まる。そして、途中で止めることは出来ない。
3年前のように2週間で復帰できればいいけど、保証はどこにもない。
治療に時間が掛かり入院先から「在宅生活はムリじゃない?」と話が出れば、介護、看護共にザワつき始める。
私の気持ちを代弁してくれる父親がいない今。もう誰も止められない。入院生活に逆戻りなら、検査なんて、しない方がいいんじゃないか?

まずは、主治医に連絡をするのが当たり前だけど、もう、どうしていいか分らなくて、大きな病院に行く前に、近くの病院でいいから、レントゲンを撮りたいと思い行動してしまった。冷静に考える力はなかった。
この行動が各関係者に不信感を招いてしまった。

治らないのなら、素直に受け止めようと思う。
でも、治るものなら、なんとかしたい。正直な気持ちだ。
治るのかどうか?確かめもせず、検査もしないと言うのは、生命に対して雑なようで、とても怖い。
心が迷う。揺らぐ。

尊厳死の書類を書いたものの、その考えは父親が存在が前提の条件だったんだ。
まだまだ未熟者だ。