私の一人暮らしは、ヘルパーに看護師に24時間誰かがいる山あり谷ありの毎日。
在宅生活での人々との出会い、日々の小さな温かさ、身近な暮らしを発信していきます。

父が亡くなった

1月26日金曜日、16時電話が鳴った。
おばからの電話だ。
特養から「父が肩で息をしている状態で、話し掛けても返事がない。危ないと思う。」と連絡があったとの事。
その1時間後…
再び、おばから電話があり、
「父が亡くなった。」と淡々と告げられた。

一瞬なのだな。と思った。
病院から特養に移動してたった10日目の事。だけど、
生前から父が望んでいた場所での看取りだった事が救いだ。

僕が病院を退院し、在宅生活を選んだ事を応援してくれた父。
毎週当たり前のように、四日市から津市まで通ってくれた父。
入院した時、引っ越しの時、真っ先に駆けつけて、手伝ってくれた父。

自立、自立と一人暮らしを始めても、父の状態が悪く入院していても、やっぱり心の寄りどころとしている自分がいる。もうすぐ50才なるけど、親離れ出来ない障害者。
人間の生命は永遠じゃないと、覚悟はしていたけれど、
やっぱり亡くなるのはさみしい
涙が溢れ出て、止まらない。