私の一人暮らしは、ヘルパーに看護師に24時間誰かがいる山あり谷ありの毎日。
在宅生活での人々との出会い、日々の小さな温かさ、身近な暮らしを発信していきます。

5/16.食べたい気持ち

5月16日放送のプロプロフェッショナル仕事のの流儀
小山珠美看護師の話が紹介された。
彼女は食事介助の達人だ。

私自身、障害のため2012年から胃ろうを利用している。
2011年、病院に入院中は、ガツガツ食べることが出来た。
在宅でも食事がしたいと思い。入院中と同じように体位を整え限りなく注意をした。ても、体調崩すことが多かった。
2014年9月25日デイサービスでアイスクリームを食べたのを最後に口からの食事を取っていない。

そう、記憶しているのだ。

脳卒中や障害から肺炎をきっかけに、胃ろうを選択する人は少なくない。
しかし、生きていく上で食事の代わりの喜びは見当たらない。
簡単に決めてはいけない。生きる張りがなくなる
実際に2年前と比べて、車イスに乗る回数が3分の1に減った。

食べる喜びを失うのはつらい
それ以上につらいのは、
家族、恋人、友人、と一緒に食卓を囲むことで
「美味しいと感じる気持ち」「時間」を共有出来ない事だ。

食事をするために
ベットの角度、体位の調整、スプーンの選択と準備は数多い
その中でも
腕(ヒジ)の体位調整、口をしっかり閉じること、飲み込む時に下を見ること、の注意点が心に残った。
もっと早く知っていれば、今も食事が出来たかもしれない。
食べたい気持ちに寄り添ってくれるとてもステキな人でした。