私の一人暮らしは、ヘルパーに看護師に24時間誰かがいる山あり谷ありの毎日。
在宅生活での人々との出会い、日々の小さな温かさ、身近な暮らしを発信していきます。

美しい40代

自立生活を始めてから10年。楽しい選択ばかりではなかった。 
2011年気管切開、胃ろうと障害は重度になった。 
生活は複雑な制限と拘束が増えた。 
地獄のような終末期医療にも直面した。 今も気分が悪くなる。 
慢性期病棟では医療ケア教えてもらえた。
しかし 、ベッド上でのケアであって、医材品や機材の管理、外出を含めた方法は誰も教えてはくれないのである。 
自分自身、迷い、ぶつかり、困り果て、体調崩しながら一つ一つ選択した。 
私の言葉を聞き取り、体現してきたヘルパーさんには尊敬する。 
以前よりもあちこちに出かけ、ミキサー食にお酒も楽しめるようになった。 
医療ケアを含めた、生活一つ一つの選択は間違えていなかったと思う。 
この10年。美しい40代を過ごした。 
もうすぐ50歳。
これからも地域での自立生活は継続していく。
これからもひとつずつ選んで生活したい