私の一人暮らしは、ヘルパーに看護師に24時間誰かがいる山あり谷ありの毎日。
在宅生活での人々との出会い、日々の小さな温かさ、身近な暮らしを発信していきます。

生き方の手本

 1ヶ月に2回ほどデイサービスに通所しています。 

通所しているメンバーには98歳の女性がいます。 

 

その女性は帰宅する前、いつも私のそばに来て 

暑さも少し落ち着きました。 過ごしやすい季節になりましたね。

今日も良い顔色をしていますね。 元気そうで何よりです。 

次は2週間後ですか。またお会いしましょう。 

などなどお話をしてくれます。 

 

私は気管切開の障害者。 

一生懸命返事をするのですが、声が小さくてなかなか届きません。 

また、女性は高齢のため耳が遠いことも重なり、お互いなかなか会話にならず、声を届けたいと、もどかしさが残ります。

 

もし、自分がこの女性の立場だったらどうだろう。 

耳が聞こえないし。 相手は何言ってるか分からないし。 と考え

無口になってしまうかも。 

 

それでも諦めずに声をかけてくれる女性の気持ち、生き方に只々尊敬です。 

少しでも近づきたいです。

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